4.亮さんの常識感とか、道徳観って

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亮さんのその常識観とか、道徳観ってどこからできあがってきたんですか?

宮:お話を伺っていて、感動しちゃったんですけど、亮さんのその常識観とか、道徳観ってどこからできあがってきたんですか?ご実家の影響ですか?

亮:そら、父ちゃん母ちゃんやと思いますね。

宮:やっぱりご実家。ご出身は…

亮:大阪です。
両親は、長崎の片田舎。百姓と漁師。おやじが農家、母ちゃんの方の家系が漁師。

宮:自然とともに生活されてきたんですね!

亮:ぼくは大阪で生まれて大阪で育ったけど、その両親の考えが来てる感じがする。それでヨメさんは岡山の商売人の。花屋さんの娘。

宮:ほ~ご商売の家系。また違いますね。

亮:飯残すのも俺は、考えられへん。ごはんとかきれいに食べんな嫌やし。それはたぶん、親から教わってるというか。農家の父ちゃんのところはそれをすごい大切にしてるし、母ちゃんのところもそうやし。だから怒られた記憶はないですけど、当たり前のように言われてきた。感謝して食べやて。すごい当たり前なんやけど、すごい重い感じやった。

宮:作り手ですもんね。素晴らしいです!

亮:残したらあかんでーって。一生懸命作ったもん。料理になったらお母さん頑張って作ったってなるけど、もともとお米作ってる人がいるからね、一年間かけて。ヨメさんは昔からすっごい小食の人で、身体が小さい。食べれないから、給食とか残して、パンを隠してポケット入れて、帰りの川で捨てていくみたいな。それもぶつかんねんけど。ヨメさんには、食べれへん人のつらさを知らないからやと言われんねんけど。ごはんを小さく入れてくださいという一言は必要ですよって。そういったって、お父さんとかはもっと食べろいうと思うけど…

宮:当たり前のことって、意外とできてなくって…

亮:そうですそうです。

よしもと芸人×キラキラママプロジェクト

宮:主婦って、家庭に入ると、家のマネージメントを任されて、ある程度自分の思い通りにできるハコを持てちゃう。社会と切り離された場所で、自分で運営をしていく立場になるんです。また旦那様やママ友に弱音とか素直に吐き出せなかったりすると、解決できなくて、ストレスもたまる。
ママが自分らしく輝ける場所を作って、ママ同士がつながって何かおもしろいことできないかと思ってキラキラママ☆プロジェクトやらしてもらっています。亮さんは現在のご家庭で、ママの状況も知ってるし、自分を育てて下さったご自身のお母さんの時代と比べて、現代の子育て中のママが、昔と今と何か違ってるなと思うことはありますか?

亮:やっぱり共働きはでかいですね。
専業主婦って結局、歴史が浅いじゃないですか。戦後からくらいでしょ。それまでお母さん働きながら子育てして全部やってた。そう考えるとお母さんが働く事は普通なんですけど、日本て専業主婦の考えがすごくあるじゃないですか。
 
宮:そうですね。戦前は、子どもを産んでも田畑に出て働いていたのが、戦後、私たちの親の世代では専業主婦が当たり前の時代だったと思います。

亮:いいのか悪いのかよくわからないんですけど、自分は専業主婦の母ちゃんで育ってしまったから。ただ母ちゃんがいつも家にいる安心感てたまんないですね。だけど子どもは子どもで、いなかったらいなかったで、さみしいのかもしれないけど、それを補う方法も身につけるはずやし、今の方がいいのかもわからないけど、ぼくはお母さんが働いてるの知らないから、何が正しいのかわからない。ただおれは、いっつも帰ったら母ちゃんがいる、あれが心地いいっていう印象しか残ってないんで。うちのヨメさんも専業主婦ですし、自分が経験したことは子どもにさせてあげたいなと。ほんとは両方経験したらいいのかもしれない。ヨメさんが働きだして何かやってもいいのかも。急にやると子どもも環境に…どこのタイミングでなのかはわからないけど、いろんな経験してもいいのかな。愛情しっかり注ぐこと十分に注意しておけば。
でも、共働きのお母さんだって、愛情不足なのかなって逆にストレスなったりする場合もあるじゃないですか。専業主婦のママがいるから。
誰かと比べるからそうなっちゃう。

宮:なるほど!誰かと比べるから・・・

亮:そうしないとしんどくなるんじゃないですかね。みんなが。

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2013年10月19日 ロンブー田村亮さん/宮本美嬉 対談 目次

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